
🍇筆者より
皆様、本日も当ブログ
「ワインスキスキブログ」にお越しいただきありがとうございます!
前回のワイン解説シリーズPart8では
“メルロー“を解説しました!
こちらのURLからご覧いただけますのでぜひチェックしてみてください!
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今回も引き続き“品種の紹介編“になります!
前回までは赤ワイン品種を3種類紹介してきましたが
今回からは一度白ワイン品種の紹介に入ります!
白ワイン品種“シャルドネ“ についての解説です!🍷
赤ワインの世界で人気の
・メルロー
に対し、白ワイン界を代表する品種といえば“シャルドネ“
「世界で最も愛される白ワイン品種」と言えます。
・「シャルドネってどんな味?」
・「国によってどう変わるの?」
・「どんな料理に合うの?」
そんな疑問に今回も答えていきます📝
今回は
• シャルドネの基礎情報
• シャルドネの歴史
• シャルドネの味わい
• 有名な国と国ごとの味の違い
• シャルドネのおすすめペアリング
この5つの視点から、ロッソとビアンコ
そして新キャラ“シャル“が解説してくれます!
ワイン選びがさらに楽しくなること間違いなし!
それではゆったりと学んでいきましょう!
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- 🍇今回の登場キャラクター紹介
- 🍇【1】品種の名前
- 🍇【2】品種の歴史
- 🍇【3】シャルドネの味わい
- 🍇【4】有名な国と国ごとの味わい
- 🍇【5】おすすめのペアリング
- 🍇まとめ
- 📝ブログランキング参加中!
- 🍇次回予告
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🍇今回の登場キャラクター紹介

• ロッソ
情熱家でワインの知識が豊富
ワインの歴史や文化が大好き
最近マイカーを購入した

• ビアンコ
彼氏ロッソに影響されてワインにどハマり中
「なんで?どうして?」が口癖
最近は寝る前にヨガをすることにハマっている

• シャル
淡いクリーム色の毛並みを持つ女の子
上品かつ知的であり清らかな雰囲気
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🍇【1】品種の名前
ロッソ:
「さて!ビアンコちゃん!今回からは白ワインの品種を紹介していくよ!」
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ビアンコ:
「やったー!赤ワインが続いていたから、白が出てくるのを待ってた!
私は白ワイン派なの!」
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ロッソ:
「お待たせしたね!そんな記念すべき白ワイン品種第1弾は“シャルドネ”の紹介だよ!」
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ビアンコ:
「やったー!初心者の私でも聞いたことがある名前ね!
どうせ今回もスペシャルゲストが来ているんでしょ?」
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ロッソ:
「大正解!スペシャルゲストいらっしゃいませ!」
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シャル:
「初めまして、私は“シャルドネ”です。気軽に“シャル”と呼んでくださいね☺️」
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ビアンコ:
「わぁ〜✨上品で大人っぽい雰囲気のお姉さんだ!」
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ロッソ:
「今回はよろしくお願いします…!」
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ビアンコ:
「ちょっとロッソ鼻の下伸びてるけど!?😡」
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ロッソ:
「き、気のせいだよ!今回はお越しいただきありがとうございます!」
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シャル:
「ありがとうございます。私の名前はシャルドネです。
フランスの小さな村“シャルドネ村”に由来すると言われています」
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ロッソ:
「シャルさんは世界中で栽培される白ワイン品種の中でも
一番多くの国に広がった“変幻自在の女王”なんですよね!」
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シャル:
「はい。どんな環境でも自分らしさを残しつつ
その土地に合った表情を見せるのが私の特長です。
“シャルドネ作りがワイン醸造家のスタート“と言われるほど育てやすいのに
その作り手の味が出やすいのが私の一番の特徴なんです😊」
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ビアンコ:
「わあ〜!なんだか素敵です!もっとシャルさんのこと教えてください!」
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ロッソ:
「そしたらみんなでシャルドネの歴史を見ていきましょう!」
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🍇【2】品種の歴史
ビアンコ:
「シャルさんはどこで生まれたのですか?」
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シャル:
「私のふるさとはフランスの“ブルゴーニュ地方”です。特に
“シャブリ地区”
“コート・ド・ボーヌ地区”
といった産地で長い歴史を持っているんです。
ブルゴーニュは冷涼で霧も多く、石灰質の土壌が広がっていて、
その土地だからこそ私の特徴である“透明感ある酸味”や“ミネラル感”が生まれるんです。」
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ロッソ:
「ブルゴーニュの修道院が中世から大切に育ててきたんですよね!
当時の修道士たちは、“神に捧げるワイン”をつくるために畑を区切り土壌を観察して
“クリマ”という小さな区画ごとの違いを発見していったと言われていますよね!」
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シャル:
「お詳しいですね😊
私が文献に登場するのは14世紀頃とされていますが
それより前から修道士や農家が大切に育てていました。彼らは
「この丘は太陽の光がよく当たるから果実味が豊かになる」
「この谷は冷たい風が吹くから爽やかな酸味が出る」
といった場所ごとの気候の違いに着目し、工夫を重ね
ブルゴーニュ全体に私の栽培を広めていったんです。」
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ビアンコ:
「なんだか…修道士さんたちが畑を歩きながら
葡萄の一粒一粒を観察している姿が目に浮かぶね!」
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シャル:
「ありがたいことです☺️
その観察眼のおかげで私の魅力は磨かれ、フランスの“シャンパーニュ地方“にも渡っていきました。皆さんもよく聞くシャンパンには“ブラン・ド・ブラン”という
シャルドネだけを使った特別なタイプもあるんですよ」
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ビアンコ:
「シャルドネはシャンパンにも入っているんですね!?知らなかった!」
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シャル:
「実はそうなんです☺️
そして19世紀以降、アメリカ、オーストラリア、チリなど世界各地へ広まりました。
寒冷地でも温暖地でも自分の個性を生かせるから、“どんな気候にも適応できる柔軟さ”が私の強みになっていったんです。」
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ロッソ:
「だからこそ“世界で最も愛される白ワイン品種”って呼ばれているんですね!」
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ビアンコ:
「シャルドネがどんな味か気になってきた!シャルさん教えてください!」
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シャル:
「勿論です☺️
それでは皆さんでシャルドネの味わいについて見ていきましょう」
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🍇【3】シャルドネの味わい
ロッソ:
「先述した通り、シャルドネの面白さは、造り方や土地によってまったく違う味になることですよね!」
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シャル:
「そうですね☺️
爽やかで柑橘系の香りから、樽熟成でバターやナッツのニュアンスまで幅広く表現できます。国や産地によって本当に味わいが全然違うので飲み比べにも持ってこいの品種なんですよ。一般的なシャルドネの味わいは以下の通りです😊」
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シャルドネ 味わいリスト
• 味わい 軽やか〜コクあり ⭐️2.5〜4.0
• 酸味 さわやか ⭐️3.5
• 果実味 柑橘からトロピカルまで ⭐️3.0〜4.0
• 熟成でバター・ナッツ・はちみつのニュアンス
【感じる風味】
・柑橘系果実の香り
→レモン、グレープフルーツ、青リンゴ
・白い花やハーブのニュアンス
・熟成すると
→トースト、蜂蜜、ドライフルーツのような複雑さ
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🍇【4】有名な国と国ごとの味わい
ビアンコ:
「シャルさんはどの国で有名なんですか??」
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シャル:
「世界中で作られているシャルドネですが特に有名な国はいくつかに絞られます🙂
ロッソさん、どこかご存知ですか?」
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ロッソ:
「はい!例えばフランス・ブルゴーニュでしょうか!
あの“キリッとしたミネラル感”は世界中のワインラバーを虜にしています!」
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シャル:
「さすがロッソさん。正解です😊」
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ビアンコ:
「わ、私もわかります!ワインコーナーでアメリカやオーストラリアの棚でもよく見ます!」
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シャル:
「正解ですビアンコさん😊
アメリカのカリフォルニアでは太陽をいっぱい浴びて“濃厚でバターみたいなリッチさ”が出ますしオーストラリアでは“マンゴーやパイナップルのようなトロピカルな果実味”が前面に出ることが多いです」
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ロッソ:
「シャルドネは本当にカメレオンのように味を変えますよね!
その土地の気候を感じられて本当に素敵な品種です!」
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シャル:
「ありがとうございます😊」
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🌍 国ごとの味の違い
【フランス・ブルゴーニュ🇫🇷】
“気品あるクラシック”
シャルドネの原点。柑橘や青リンゴ、白い花の香りが中心。シャブリでは石灰質土壌から生まれる“ミネラルの塩っぽさ”が特徴で、牡蠣や白身魚と相性抜群。コート・ド・ボーヌでは樽熟成によるナッツやバターのニュアンスが加わり、より複雑で気品ある味わいに。
【フランス・シャンパーニュ🇫🇷】
“華やかな泡の魔術師”
シャルドネ100%で造られる“ブラン・ド・ブラン”は、繊細な酸味ときめ細かい泡立ちが魅力。柑橘や白い花に加え、熟成するとブリオッシュやハチミツの香りも。
世界中の祝宴で愛される華やかな存在。
【アメリカ・カリフォルニア🇺🇸】
“リッチなお姉さん”
日差しをいっぱいに浴びるため果実味が濃厚。樽熟成を効かせるとバター、バニラ、トロピカルフルーツのリッチさが前面に出て、まろやかでボリューム感たっぷり。
肉厚なサーモンやクリームソースの料理と相性抜群。
【オーストラリア🇦🇺】
“明るい冒険家”
太陽の恵みを受けてパイナップルやマンゴーのようなトロピカルな果実味が広がる。新世界らしい親しみやすさとエネルギッシュさが特徴で、バーベキューやスパイスを効かせた料理とも相性が良い。
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🍇【5】おすすめのペアリング
ビアンコ:
「シャルドネを合わせるならどんな料理が合うんですか??」
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シャル:
「実は私は料理のジャンルを選ばない万能型です☺️
その土地の料理と自然に寄り添うのが得意なんです。
特に合う料理を下記にまとめて見たので参考にしてみてください」
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🍖 お肉料理
• ローストチキン
→ ハーブや皮の香ばしさが樽熟成シャルドネと好相性
• サーモンステーキ
→ 脂の旨みを酸味がすっきりと引き立てる
ーーーーー
🧀 チーズ
• カマンベール
→ クリーミーさと果実味が調和
• コンテ
→ 熟成タイプにはコクのあるシャルドネがマッチ
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🥗 野菜・前菜
• シーザーサラダ
→ 爽やかな酸味とドレッシングの相性抜群
• グリル野菜
→ ナッツやバターのニュアンスと好相性
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🍤 魚介
• ホタテのバターソテー
→ 樽熟成タイプが旨みを引き立てる
• 寿司(白身魚)
→ フレッシュタイプがネタの繊細さを支える
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🍰 デザート
• レモンタルト
→ 柑橘系の爽やかさと絶妙な組み合わせ
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🍇まとめ
ロッソ:
「シャルさん!今日はありがとうございました!」
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シャル:
「こちらこそです☺️
私は“世界中で表情を変える白ワイン品種”
爽やかにもリッチにも、土地や造り手によって全く違う姿を見せることを覚えて欲しいです」
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ビアンコ:
「変幻自在で万能って本当にすごいです!どんな料理にも寄り添えるのも素敵です!」
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ロッソ:
「赤ワインが飲めない方でも
シャルドネなら色々な料理に合わせられるのは嬉しいですよね!」
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ビアンコ:
「ロッソ!今晩はシャルドネ飲も!」
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ロッソ:
「賛成!」
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シャル:
「ぜひ皆さまも、自分好みのシャルドネを見つけてみてくださいね😉」
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🍷シャルドネ まとめ
🔹 基本情報
• フランス・ブルゴーニュがふるさと
• 名称は“シャルドネ村”に由来
• 世界中で最も栽培される白ワイン品種
• スパークリングワイン(シャンパーニュ)にも使用
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🔹 味わい
• 味わい ⭐️2.5〜4.0 (軽やか〜コクあり)
• 酸味 ⭐️3.5(爽やか)
• 果実味 ⭐️3.0〜4.0(柑橘からトロピカルまで)
• 熟成でバター・ナッツ・はちみつのニュアンス
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🔹 国ごとの特性
フランス・ブルゴーニュ🇫🇷
“気品あるクラシック”
シャルドネの原点。柑橘や青リンゴ、白い花の香りが中心。シャブリでは石灰質土壌から生まれる“ミネラルの塩っぽさ”が特徴で、牡蠣や白身魚と相性抜群。コート・ド・ボーヌでは樽熟成によるナッツやバターのニュアンスが加わり、より複雑で気品ある味わいに。
フランス・シャンパーニュ🇫🇷
“華やかな泡の魔術師”
シャルドネ100%で造られる“ブラン・ド・ブラン”は、繊細な酸味ときめ細かい泡立ちが魅力。柑橘や白い花に加え、熟成するとブリオッシュやハチミツの香りも。世界中の祝宴で愛される華やかな存在。
アメリカ・カリフォルニア🇺🇸
“リッチなお姉さん”
日差しをいっぱいに浴びるため果実味が濃厚。樽熟成を効かせるとバター、バニラ、トロピカルフルーツのリッチさが前面に出て、まろやかでボリューム感たっぷり。肉厚なサーモンやクリームソースの料理と相性抜群。
オーストラリア🇦🇺
“明るい冒険家”
太陽の恵みを受けてパイナップルやマンゴーのようなトロピカルな果実味が広がる。新世界らしい親しみやすさとエネルギッシュさが特徴で、バーベキューやスパイスを効かせた料理とも相性が良い。
ーーーーー
🔹 ペアリング
🍖 お肉料理
• ローストチキン
→ ハーブや皮の香ばしさが樽熟成シャルドネと好相性
• サーモンステーキ
→ 脂の旨みを酸味がすっきりと引き立てる
🧀 チーズ
• カマンベール
→ クリーミーさと果実味が調和
• コンテ
→ 熟成タイプにはコクのあるシャルドネがマッチ
🥗 野菜・前菜
• シーザーサラダ
→ 爽やかな酸味とドレッシングの相性抜群
• グリル野菜
→ ナッツやバターのニュアンスと好相性
🍤 魚介
• ホタテのバターソテー
→ 樽熟成タイプが旨みを引き立てる
• 寿司(白身魚)
→ フレッシュタイプがネタの繊細さを支える
🍰 デザート
• レモンタルト
→ 柑橘系の爽やかさと絶妙な組み合わせ
📌 ポイント
• シャルドネは“白ワインの女王”とも呼ばれる万能型品種。
• 爽やかにも濃厚にも変幻自在。
• 料理やシーンに合わせて幅広く楽しめる。
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🍇次回予告
次回は白ワイン品種紹介の続編!
爽やかな白ワインを語る上で欠かせない代表的品種
“ソーヴィニヨン・ブラン” をご紹介します。
ハーブやグレープフルーツのような清涼感あふれる香り、
キリッとした酸味とみずみずしい果実味が大きな特徴。
“フレッシュで爽快、初夏にぴったりな白ワイン“として世界中で親しまれています。
産地によっては、爽やかなスタイルからトロピカルな表情まで幅広く楽しめるのも魅力。
もちろん料理とのペアリングも抜群で、魚介やハーブ料理、チーズとの相性は格別です。
そんな「清涼感あふれる冒険家」ソーヴィニヨン・ブランの魅力を
基礎からしっかり解説していきますので、どうぞお楽しみに!
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