
🍇はじまりはいつもの玄関から
それは、なんでもないある日のこと。
私はスーパーで目に入った赤ワインを手に入れ、ご機嫌で帰路についていました。
明日は休日、今晩はなんだか夜風も気持ち良く、レジのお兄さん(セルフレジ)の笑顔も眩しかった。
こんな日は、お気に入りのワイングラスでゆっくり夜を楽しもう――
そう思いながら、私は足取りも軽く、まさにルンルン気分で家のドアを開けました。
「ふぅ〜。今日もお疲れ様自分。」
そう口に出しながら、私はいつものように、ビニール袋を玄関にポーンと投げた。
……次の瞬間、耳にしたのは「ガシャン!」という音。
時が止まった。
なぜなら、そのバッグの中には、先ほど買ったワインが入っていたからです。
なぜワインが入った袋を投げるのか?
そんなことその時の私も、今の私にもわかりません。
急いで中を確認すると、やっぱり…。
スーパーで買ったワインは無惨にもバラバラになっていました。
「うわ〜〜〜〜ん!!!!」
「おおお、おらの推しのワインがああああ……!」
絶望の中で冷静さを保とうとする私の脳が、あるアイディアをひらめきました。
“こぼれたワイン、捨てるなんて考えられない!…そうだ!救出しよう!”
🍇いざ救え我が赤ワイン
私は新しいビニール袋を用意し、慎重に袋の中のガラスを取り出し、こぼれたワインを集める用意を始めました。
脳内にはミッションインポッシブルのBGMが流れていたことは言うまでもないでしょう。
まずはビニール袋の底に溜まった貴重なワインのガラスをそっと取り除き、
そしてパンパンになったビニール袋の底の部分に針で穴を開けました。
こぼれないように空のペットボトルへ小さな穴からワインを移していく…
なんとも言えない姿勢で、なんとも言えない作業。
キッチンがプチ研究室のようになった30分後、
私は「命の液体」を無事保管することに成功したのです。
全てを救出はできなかったが「やり切った感」はありました。
🍇人生幸せな時こそ…
この出来事で、何よりの教訓も得ました。
「どれだけ気分がウキウキでも、慎重さは忘れてはいけない」
「自分の幸せは何かの犠牲によって成り立っているのかもしれない」
「ワインボトルは思ったより割れやすい」
「ペットボトルから入れるワインは心なしかブドウジュースの味になる」と
自分への戒めとして、今回の出来事をこのブログに綴っておきます。
皆さんもどうか、大切なものを壊さぬよう、ルンルン気分の時こそ慎重に生きましょう🍇
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