
🍇筆者より
皆様本日も当ブログ
ワインスキスキブログにお越しいただきましてありがとうございます!
前回のワイン解説シリーズPart2では“ワインの作り方について“を2つの観点から解説しました。
こちらのURLからご覧いただけますので良ければ覗いてみてください↓
🔗
今回は“見た目からワインを紐解こう!“というテーマでお送りします。
ワインといえば味や香りに注目されがちですが、
実は“ボトルの形“や“キャップの種類“、“コルク“などにもたくさんの意味と歴史が詰まっています。
今回もオリジナルキャラクターロッソとビアンコと一緒に、
ワインの“外観”に注目してゆったりと学んでいきましょう!
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🍇今回の登場キャラクター紹介

・ロッソ
情熱家でワインの知識が豊富。
ワインの歴史や文化が大好き。最近夏バテ対策で近所のジムに通い始めた。

・ビアンコ
彼氏のロッソに影響されてワインにどハマり中。
「なんで?どうして?」が最近の口癖。
最近は暑いのであまり外に出ていない。
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🍇【1】ワインボトルの形って意味があるの?
ビアンコ:
「ロッソ!聞いて聞いて!昨日スーパーに行った時に、私1つ気付いたことがあるの!
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ロッソ:
「どうしたの!なになに?」
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ビアンコ:
「ワインってものによってボトルの形がちょっとずつ違うの!」
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ロッソ:
「ビアンコちゃんいいところに気づいたね!
実はその通りで、ワインのボトルの形にもちゃんと意味があるんだ!」
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ビアンコ:
「やっぱりそうなんだ!だいたい何種類くらいあるの?」
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ロッソ:
「大体10種類くらいはあるよ!
でもそんなに覚えるのは後からでも大丈夫だからまずは“基本の3種類“を以下にまとめてみたよ!」
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ロッソ:
「まずは“ボルドー型“!肩がガッシリしてて、ワインボトルといえばコレって感じの形だよね。」
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ビアンコ:
「あ、見たことある!スーパーでもよく見るやつだ〜!」
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ロッソ:
「これはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローという名前の品種がよく入っているよ!
ワイン作りにおける熟成の工程で、“澱(おり)が出やすい赤ワイン“に多い形だよ!
肩の部分が張っていることで、澱(おり)が注ぐときに引っかかって、グラスに入りにくいようになってるんだよ。
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ビアンコ:
「澱(おり)って言うと、ワインの沈殿物みたいな?」
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ロッソ:
「そうだね!
“ブドウの皮“や“果肉の残りカス“、“発酵する時の酵母の死骸“、
“ポリフェノールやタンニンが結合したもの“が集まったものだよ!」
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ビアンコ:
「仮に飲んでも悪影響はなさそうね!良かった!
でもなんで澱(おり)が出てきちゃうのかしら?」
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ロッソ:
「基本駅には澱(おり)が出やすいワインには
①ワインに含まれる成分が多い
②熟成期間が長い
③濾過(ろか)を控えたワインが多い
などの特徴があるよ!」
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ロッソ:
「“ボルドー型=力強くてタンニン(苦味)が豊富なワイン“と覚えておこう!」
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ロッソ:
「次は“ブルゴーニュ型“。
これは肩がなだらかで、全体的にちょっと丸っこい形をしているよ」
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ビアンコ:
「ちょっと可愛いフォルムだね!
私が昨日スーパーで見た時はこの形のワインに品種がピノ・ノワールって書いてあったよ!」
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ロッソ:
「そうそう!赤ワインのピノ・ノワールや白ワインのシャルドネのような
“味や風味が繊細なワイン“に使われることが多いよ。」
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ビアンコ:
「やっぱりこの形になったのにも理由があるのかしら?」
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ロッソ:
「もちろん!ワイングラスってガラス細工職人さんが作るのだけど…
ブルゴーニュ地方では昔からガラス職人さんがこの形のグラスを作りやすかったみたいなんだ!
肩がなだらかで、ガラスを吹いて成形するのに作りやすい形だったみたいだよ。
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ビアンコ:
「なるほど!技術の都合もあるんだね。」
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ロッソ:
「うん!それに加えて、
ブルゴーニュ型ボトルに入ってるワインは“繊細で澱が出にくいワイン“が多いんだ。
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ビアンコ:
「あ、だからボルドー型みたいに“澱を止める肩が必要ない“のね!」
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ロッソ:
「そうそう!
それに、この丸みのある形は、“繊細で優雅なワインの印象ともぴったり合う“んだよ!」
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ビアンコ:
「ボトルの形はワインの性格を表してもいるのね!」
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ロッソ:
「まさに!!形にも、ちゃんと“意味と美学がある“のがワインの良い所なんだ!」
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ロッソ:
「最後は“ライン型“または“フルート型“って呼ばれる細長〜い形。
ドイツワインやフランスのアルザス地域っていう場所の白ワインでよく使われているよ!」
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ビアンコ:
「薄くて背が高いやつ!あれ、なんか冷蔵庫に入りづらいよね(笑)」
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ロッソ:
「たしかに(笑)
でもこの形、“見た目のエレガントさに加えて、冷却効率が良い形“という実用的な面もあるんだ。
さらに、“辛口ワインは茶色、甘口ワインは緑色のボトルに入れる“など、
ガラスの色でも内容を伝える工夫がされてるよ。」
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ビアンコ:
「えっ、色でも情報を伝えているの!?知らなかった!」
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ロッソ:
「まとめると
①ボルドー型は澱(おり)を注ぐときに止めやすい形。
②ブルゴーニュ型は、ピノ・ノワールやシャルドネのような繊細なワインによく使われる。
③ライン型は冷却効率がよくて白ワインにぴったりって覚えておいてね!。
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ビアンコ:
「わかったわ!ちなみにワインの量って大体750mlだよね?なんでこの量なの?
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ロッソ:
「これは昔の“ガラス職人が一度に吹ける量”が関係しているんだって!
• 750ml→職人が1回の呼吸で作れた標準サイズで
・12本でちょうど9L=1ケース分という取り扱いやすい単位だったことも定着理由みたいだよ!
人気ワインは375ml(ハーフボトル)も展開しているから飲み切りやすく、ワイン勉強中の方には持ってこいだよ!」
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ビアンコ:
「私も最近はハーフボトルの方をよく買っているわ!飲み比べする時なんかに便利なの!」
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ロッソ:
「良いねビアンコちゃん😄
そしたら次はワインのキャップの部分に注目してみるよ!」
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🍇【2】ワインキャップの違いって?
ビアンコ:
「ロッソ、最近私ソムリエナイフ買ったじゃない?
でも昨日買ったワインがソムリエナイフを使わなくても開けられるタイプだったの!」
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ロッソ:
「お!それは“スクリューキャップ“のワインだね!」
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ビアンコ:
「ソムリエナイフを使うワインにはコルクが入っていて、
スクリューキャップのワインにはコルクが入っていなかったけど…何で?」
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ロッソ:
「良い質問だね!大まかに言うと、
コルクが入っているワインは “熟成した味わいや伝統的な雰囲気を楽しむワイン“に多くて、
スクリューキャップのワインは“気軽に開けて飲めるスタイルのワイン“に多いんだ!」
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ビアンコ:
「確かにスクリューキャップは開けるの簡単すぎて、
なんかワインっぽくない感じもしたかも…」
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ロッソ:
「たしかに“ワインぽい雰囲気“はコルクタイプの方があるよね!
でもコルクにもスクリューキャップにもそれぞれ“特徴がある“んだ!
簡単にまとめるね!」
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【スクリューキャップの特徴】
• 密閉性が高くて“酸化しにくい“
• 開けやすい・道具入らず(出先で飲みやすい)
• ブショネ(=コルクのカビ臭)の心配がない
• 熟成が必要なワインには向かない場合もある
【コルクの特徴】
• 少しだけ空気を通すから“熟成が進みやすい“
• ワインに“呼吸させる“効果がある。そうすることでワインが複雑な味わいになる
• 高級感や伝統的な雰囲気が出る
• ブショネのリスクがある、開けるのがちょっと面倒
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ビアンコ:
「酸化させるかさせないかが大きく関わってるのね!
そもそもワインにおける“酸化“ってどんな影響があるのかしら?」
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ロッソ:
「いい質問だね!まず酸化には“良い酸化“と“悪い酸化“があるんだ。」
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ビアンコ:
「えっ、良い酸化?悪い酸化?それってどういうこと?」
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ロッソ:
「コルクを使ってるワインは
“コルクの繊維の隙間からわずかな空気がワインの中に入っていっている“んだ!
これによって“緩やかな酸化が進み、ワインが熟成してまろやかな味わいになる“んだ!
これが良い酸化だよ!」
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ビアンコ:
「へ〜!酸化によって味に深みが出るんだね!」
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ロッソ:
「まさに!特に赤ワインや一部の白ワインでは、ちょっとずつ酸化することで、
良い感じに“渋みが和らいで、香りに複雑さが出てくる“んだよ。」
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ロッソ:
「ただし!空気に触れすぎると“酸化が進みすぎて劣化“しちゃうんだ!
開けたてのフレッシュさが失われて、“色がくすんで、味がぼやけて、ただ酸っぱい“
だけの味わいになってしまうんだ」
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ビアンコ:
「たまに飲み残しのワインが変な味になってたのって、それかも!」
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ロッソ:
「そうそう!それが「悪い酸化」だね。
白ワインは特に酸化に弱いから、開けたら“なるべく早く飲み切るのがおすすめ“だよ!」
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ロッソ:
「例えば
フレッシュさが売りの白ワインやロゼワイン、軽めの赤ワインなんかは、コルクを使う必要があまりないんだ!こう言ったワインは“熟成させると酸味が強くなりすぎちゃう“からね!
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ビアンコ:
「何となくコルク=高いワイン。スクリューキャップ=安いワインってイメージだったけれど、
一概にそうではなくて“ワインの特徴に合わせて使い分けている“ってことなのかしら?」
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ロッソ:
「たしかに、コルクタイプの方が高いワインが多いのは事実だね!
でも、“コルクを使っている=高いワイン“なのではなく、
コルクを使うワインは伝統があったり、熟成が必要なワインが多いからコルクが意図的に使われているイメージだね!
実際にはキャップの種類だけで価格は決まらなくて、
ビアンコちゃんの言う通りで、“ワインのスタイルによって使い分けている“って認識が正しいよ!」
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ロッソ:
「たとえば、ニュージーランドやオーストラリアでは、
“数千円〜1万円以上のスクリューキャップワイン“も珍しくないんだ!」
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ビアンコ:
「えっ!そんなに!?」
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ロッソ:
「うん!オセアニア地域はフレッシュなワインが多くて“気密性の高さと保存性を重視“するから
“高品質ワインでもあえてスクリューを選んでいる“造り手が多いんだ!」
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ロッソ:
「ちなみに、天然コルクって実は“コストがそこそこ高い“んだ!
だから価格に多少は反映されるけど、それは“コルクキャップが高いからワインが高い“ってより、高級ワインの“1つの演出”としてコルクを選んでる感じに近いかな!」
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ビアンコ:
「なるほど…お金持ちが高そうな車を持っているのと同じ要領ね!?」
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ロッソ:
「再度まとめると…
①スクリュー=安物とは限らない/コルク=高級とは限らない
②スクリューキャップ=気軽に楽しめるワインに多い
コルク=高級感を出すのに適している
③フレッシュさが売りのワインは値段に関係なくスクリューキャップが使われる
ってことだね!」
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ビアンコ:
「なるほど〜!これからはキャップでジャッジせずに、中身で選ぶようにする!」
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ロッソ:
「ぜひそうしてみて!✨」
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ビアンコ:
「コルクのことでまだ聞きたいことがあって…
レストランなどでよく“コルクの匂いを嗅ぐ人“がいるけれど、あれって何か意味あるの?」
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ロッソ:
「不思議な光景だよね(笑)
あれは一種の匂いチェックで
コルクには“ブショネ”と呼ばれる“劣化の匂いサイン“が隠れてることがあるんだよ。」
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ロッソ:
「コルクの役割は先ほど伝えたけど、
そのコルクがたまにカビや化学反応で“トリクロロアニソール“という物質を出すことがあるんだ!それがブショネ、いわゆるカビ臭に繋がるんだ!」
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ビアンコ:
「なるほど!だから、お客様に提供する前に確認するんだね!」
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ロッソ:
「そう言うこと!ワインそのものの香りを邪魔しないかを、コルクから判断するんだよ。
経験を積むと匂いでわかるようになるかも…?」
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ビアンコ:
「いつになるのやら…😢教えてくれてありがとうロッソ!」
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ロッソ:
「こちらこそ!今回はここら辺で終わりにしておこう!また次回!🍷」
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🍇まとめ
①ワインボトルは3種類ある
(1)ボルドー型(肩が張っている)
• 力強くてタンニン豊富なワイン(例:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)
• 澱(おり)が出やすく、それを止めやすい構造
• 「熟成向きの赤ワイン」に多い形状
(2)ブルゴーニュ型(なだらかな肩)
• 澱が出にくいので肩の部分が必要ない
• 丸みある形が繊細で優雅な印象を与える
• 吹きガラス技術との相性で生まれた形でもある
(3)ライン型(細長い・別名フルート型)
• ドイツ・アルザスの白ワインに多い
• 冷却効率が良く、視覚的にエレガント
• ガラス色で辛口(茶)、甘口(緑)を示すなどの工夫も
②ボトル容量750mlの理由は「ガラス細工職人の一呼吸で作れる量」
ハーフボトル(375ml)は飲み比べや初心者におすすめ
③キャップの種類について
スクリューキャップ
• 密閉性が高く、酸化しにくい
• 道具不要で開けやすく、アウトドアや気軽なシーンに最適
• ブショネ(カビ臭)の心配がない
• 熟成が必要なワインには不向きな場合も
コルク
• 適度に空気を通し、熟成を助ける(ワインが“呼吸”する)
• 複雑でまろやかな味わいに変化する“良い酸化”が起こる
• 高級感があり、伝統的スタイルに合う
• ブショネ(カビ臭)や開けづらさがデメリット
④酸化の違いについて
良い酸化
• 緩やかな酸化がワインを熟成させ、香りや味わいを深める
• 特に赤ワインや一部白ワインで重要な役割
悪い酸化
• 開栓後の過度な酸化は味の劣化につながる
• 色がくすみ、香りや風味が失われる(酸っぱくなる)
• 白ワインは酸化に特に弱く、早めに飲むのが基本
⑤スクリューとコルクの価格イメージ
• 「コルク=高級」「スクリュー=安価」は誤解
• ワインのスタイルや用途に応じて使い分けているだけ
• 高価格帯のスクリューキャップワインも多数存在(例:ニュージーランド・オーストラリア)
⑥ブショネ(コルク臭)とは?
• コルクがカビや化学反応を起こしてできる「トリクロロアニソール」が原因
• ソムリエがコルクの匂いを確認するのはブショネチェックのため
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🍇次回予告
ラベルを読めばワインがわかる⁉
次回は「ワインラベルの読み方」に注目!
産地や品種、アルコール度数から見えてくるワインの素顔を、ロッソとビアンコと一緒に読み解いていきましょう🍇
どうぞお楽しみに!!
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